COLUMN
制度が形骸化している
作ったときは完璧だったはずの制度が、いつのまにか誰も見なくなっている。続けられない構造だから起きます。
目標・対話・評価を回し続けることをパフォーマンスマネジメントと呼びます。 コレドウはその設計と定着を支援しています。
愚直に、戦略を具体にして浸透させる。——戦略から個人まで、一段ずつつなぐ目標管理の実践
三越伊勢丹グループの物流会社、三越伊勢丹ビジネスサポートの藤森健至社長に聞く全3回。第1回は、目標管理の仕組みはあったのに現場まで届いていなかった状態から、戦略を具体にし、会社・部門・拠点・個人を一段ずつつなぎ直した3年間の順番について。
マネジメントの話をすると、なぜか人事の話にされる
目標を立てて、対話して、振り返る。この話をすると「人事の話ですね」と言われます。人事に持っていくと「マネージャーの問題ですね」と返ってくる。誰の話でもないまま、間に落ちていく。この構造をどう捉え直したかを書きました。
評価制度に、全部を載せなくていい——マネージャーの負荷が跳ね上がる構造
「制度より運用」と言い続けていますが、評価制度を否定したことは一度もありません。むしろ大事だと思っています。問題は制度の中身ではなく、必要なことを全部「評価制度として運用しよう」としてしまうことです。一つひとつは正しいのに、足し合わせると回らなくなる構造について書きました。
バリューが浸透しない理由——バリューは作るものではなく、出てくるもの
バリューを策定するワークショップをやっても、たいてい浸透しません。バリューは作るものではなく、原体験とビジョンをつないだ結果として出てくるからです。応援シロが生まれる仕組みと、動詞で書く理由、浸透は掲げ方ではなく決め方で決まるという話を書きました。
「マネージャーの当たり外れ」の正体——コレドウ大感謝祭 第2回レポート
30名を超える方にご参加いただいた大感謝祭第2回のレポート。今回から「コレドウ・パフォーマンスマネジメント全書」を1章ずつ解説する連載が始まりました。第1章のテーマは「マネジメントがうまくいかないのは、マネージャーのせいではない。経営の設計の問題だ」。当たり外れの正体と、「決めましたか?」では届かない3つの問いをお届けします。
OKR、「特性」をわかって使っていますか?——名前だけ輸入すると、いちばん効かない
「うちはOKRです」がうまくいかないのは、OKRの特性を理解しないまま名前と型だけを輸入しているから。良いOは「売上10億」ではなく情景が浮かぶ“状態”で書く。Aを足して毎週接続を振り返る運用まで含め、OKRの書き方と使い方を整理しました。インテルやGoogleがジョブ型の組織だった点にも触れています。
パフォーマンスマネジメントとは——目標・対話・評価を回し続ける経営の本業
パフォーマンスマネジメントとは、目標・対話・評価を回し続けて、パフォーマンスを出し続けられる仕組みをつくること。年に2回の評価イベントではなく期中に重心がある運用です。人事評価・MBO・OKRとの違いと、何から始めるかを書きました。
スキルマップが意味ない・使われない理由——「作る」ものではなく「貯まる」ものという発想(スキルナビ)
スキルマップが意味ない、使われないと言われるのはなぜか。原因は静的・解像度が低い・主観の3つ。作るのではなく、日々の目標と評価から「貯まる」スキルナビという発想と、評価とスキルの因果、関係資本、サクセッションまでをまとめました。
MBOはなぜ形骸化するのか——300社に聞いて、回っていたのは1社だけだった
いろんな会社に「MBO、うまくいってます?」と300社超聞いて回って、「課題はない」と言い切った会社は1社だけでした。形骸化する3つの原因と、その1社だけがやっていたこと、そして立て直しの起点を書きます。
なぜ評価制度は「作っても回らない」のか——評価運用を定着させる設計
評価制度はある。等級も評価シートもある。なのに「回っている」実感がない——。多くの会社のこの「やりっぱなし」は、制度ではなく運用の問題です。評価運用をどう定着させるか、その設計を書きました。
評価が「イベント化」する理由と、日常に戻す方法
人事評価の時期になると会社全体がソワソワし、普段は誰も目標の話をしない。人事評価が「イベント化」すると、なぜしんどくて複雑で形骸化するのか。「期初に考えて、期末に評価する」という時間設計が原因です。その構造と、評価を日常に戻すヒントを書きました。
人事制度が形骸化する理由——複雑さと、「給与に載せた瞬間」に引き返せなくなる構造
人事制度が形骸化するのは、運用する人の怠慢ではなく、複雑さそのものが原因です。制度が不可逆になるのは作った瞬間でなく、給与に載せた瞬間。引き返せるのは載せる前だけ、という話と、運用に載る制度の条件を書きました。
評価が「年に2回の面倒なイベント」になってしまう、本当の理由
目標設定や振り返りは本来、日常のマネジメントで当たり前にやるべきこと。なのに評価制度に乗せた瞬間、年2回の面倒なイベントに変わってしまう。その乖離について考えました。